1999年8月21日
『存続させる会』夏休み行動ニュース NO.2
広がる「北野・志村高校をつぶすな」の声
「高島平三丁目納涼祭」初日
署名600筆を越える

「納涼祭」に署名コーナー

関心高い北野・志村高校の統廃合問題

八月二十日(金)高島平三丁目団地では恒例の納涼祭が開かれました。焼き鳥やトウモロコシの香ばしい匂いが漂い、盆踊りの賑やかなお囃子も聞こえる一角に、団地自治会の好意で今年も「署名コーナー」が設けられました。

両側の屋台をみながらそぞろ歩く浴衣姿の女性、家族連れなど肩を触れあわさんばかりの賑やかさです。

そんな中、保護者や生徒九人、教職員十人の「板橋区の地元の高校をつぶさないで下さい。北野・志村高校の統廃合に反対する署名にご協力お願いします。」という声と共にビラが手渡されて行きます。

「ほんとうに北野と志村がなくなるの」と次々と署名をしていきます。そこには「先生!」とかけよる志村や北野の現役の高校生の姿もあります。 「北野高校出身です。志村高校出身です。」という人も一人や二人ではありません。

ジャージの販売も好評

またこのコーナーでは運動の支援にということで大学生協からジャージを寄付して頂き、その販売も行いました。
「昨年度のものですが新品です。六千五百円の品物が千円です。サイズも色もいろいろあります。」

提灯の横の電線につるされたジャージを見て、「息子にどうかな」と品定めをしています。
この日は、十四着が売れました。


土屋都議会議員(民主)、「祭り」の席で請願書の紹介議員に

「単位制高校に六十億もの巨費」に怒りも

午後七時、祭りの人通りも一層の賑わいをみせはじめたころ、「署名コーナー」に土屋たかゆき都議会議員が立ち寄りました。

「志村高校と北野高校の統廃合はどうみてもおかいしよ。私からみても充分使える校舎です。その両校をつぶして、六十億をかけて新たに学校をつくるというのだからね。財政難というのにばかげた話だ。」

早速、現在、行っている都議会への請願の紹介議員をお願いしたところ、引き受けてくださいました。


「請願」紹介議員のお願いに連日の行動

もうすでにたぞえ文教委員会委員長(共産)、古館議員(共産)、藤田議員(社民)などに紹介議員となって頂きましたが、引き続いて、四学区選出の議員、文教委員の議員をを中心にお願いしています。当初、難色を示していた議員も次々と紹介議員になって頂いております。


要請行動

八月十六日

民主  竹下、和田議員

*民主党は党として統一した結論を出す。(紹介議員了承予定)


公明  織田、原議員

*公明党は難色を示す。

八月十八日

自民 東京 稲葉議員(了承)

八月二十日

共産  小竹、曽根、池田議員(了承)

(文責蔵野(志村))


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